「そのセーター素敵ですね」
「今日のお話良かったですよ」
あなたは何と返しますか?
「そうですか・・・」
「そんなことないですよ」
否定的に返答していませんか?
「どうして肯定的に受け止めないのですか」
ある方から指摘を受けました。
「せめて、ありがとうございます、でしょ。でないと、私が冷やかしていることになりますよ」
単なる照れ隠しではなく、そんなに素敵だとも話が良かったとも思っていないことも事実です。
しかし全くダメと思っていることもない。
あんまり考えず、癖で「そんなことはない」と繰り返しています。
繰り返しているうちに、自分で自分をダメにしているようです。知らず知らず成長を妨げているようです。この癖は謙虚さではありません。
このジャケットとスラックスは結構いけていると思い選んでいます。自分で合わないと思う組み合わせはしません。セーターとの組み合わせも同じです。
人前でお話しするとき、どうでもいい話はしません。それなりに考えて、その場にふさわしい話をしようと努力します。
結果は別です。話のうまい人はたくさんいます。
人に褒められたら、素直に「ありがとう」
誉めてくれた人も、伝えて良かったって思います。
誉められたら嬉しい。嬉しいからより上手く、よりセンスがいいように努力します。
そこには成長があります。自信も生まれます。
成長こそすべてと思いません。自信を持つことはいいけど、自信を失うことがあってもいい。
せっかく生まれてきたのだから、与えられたタレントを生かす努力は必要だと認識させられました。